パラレルでない、アニメスターズ星野から
うさぎへの手紙。
 

おだんごへ。

よ、元気にしてるか？
俺達はプリンセスと共に、星の復興で毎日大忙しで、
あちこち走りまわってるぜ。
毎日充実していて、足りないものなんて何もないくらいだ。

だけど、なんで、だろうな。
たまにふと、地球で暮らしてた時が凄く懐かしくなって、
またあの頃に戻れたら、なんて思うときがあるんだ。

プリンセスを必至に探してて、精神的にも焦ってて、
大変だったっていうのに、おかしな話だろ？
やっぱ、あれかな。
おだんごのお陰だろうな。

最初にも書いたけど、ほんと、元気にしてるか？
ちゃんとべんきょーしてるか？
……毎日、ちゃんと笑ってるか？

彼氏に泣かされた時は、すぐ俺に言えよ。
すっとんでいって、みぞおちに一発でもくらわせてやるから。

……そしたら、さ。

また仲直りして、いつもどおり、笑えよ。

ずっとずっと、笑って、幸せでいろよ。

……それだけで、いいからさ。

……わりぃ、ちょっと長くなったな。
また、星の事がひと段落したら遊びに行くから、
その時は歓迎よろしくな！
んじゃ、またな。

星野。




あとがき。（反転）

いつも星野をさんっざんイジっている、るるくさんですが（笑）、
パラレルでないアニメスターズ星野のイメージはこんな感じです。
相手の隙をついて、あわよくば自分が特別になろうとするんじゃなくて、
力になろうとする、というか。
うさぎ、っていう存在が欲しいんじゃなくて、
うさぎの笑顔、存在を自分の立居地で守ろうとしているっていうような。
そんなイメージです。