『ムーンライト伝説』1番でセラムンの話を作ってみよう無謀企画その２（後編）

7.だって純情どうしよう

「ああっあの人先輩に目元が似てる……！」
「ああ、この人は口元が……！！」
「……まこちゃんってずっとあの調子だよね……」
「そうね、いくら先輩に似てるっていっても、部位ごとをいちいち似てるなんていってたら、キリがないと思うわ」
「素直にカッコイイ人っていえばいいのにねぇ」
「ある意味、純情なのよね」

8.ハートは万華鏡

「ね、エンディミオン、これ、万華鏡っていうんですって。
　ほら、キレイでしょう？」
「へえ……本当だ。回せば、模様が変わるんだ。
　……まるで、君みたいだ」
「え？」
「今日の君は、昨日の君と違う。
　毎日、見るたびに違う君に出会うから」

9.月の光に導かれ何度もめぐり合う

「エンディミオン……」
「セレニティ、君にあえて、よかった」

「よぉ、おだんご頭」
「あーーーーっまたあんたねーーーっ」

「この私、タキシード仮面が赦さない」
「タキシード仮面様っｖ」

「よ、学校帰りか？うさこ」
「あっ、まもちゃーんｖ」

立場、関係、気持ち違えど、2人は何度もめぐり合う。

10.星座の瞬き数え、占う恋の行方

「一番星はっけーん！私の勝ちーー！」
「きーーーーっレイちゃんに先越されるなんてっっ！！」
「……2人とも、何してるの？」
「一番星を最初に見つけた人が、
恋人を先に見つけられるっていうカケをしてたんだ」
「……でも、そんな逸話どこにもないから、
　信憑性なんてないのだけど……」
「あれはあれで楽しそうだから、いいんじゃないか？」

11．同じ地球（くに）に生まれたの

「ねぇねぇ、まもちゃん」
「ん？」
「もしあたしが、日本じゃなくてぇ、
　アフリカとかに生まれてたら、あたしたちどうなってたんだろうね」
「さあな……だけど、どんな場所にいても、　
　俺たちは出会ってたと思うぞ」
「なんで？」
「同じ地球（くに）に生まれてるからな」

12.ミラクルロマンス

「何が奇跡って、まもちゃんがバカでドジなうさぎを好きなことよね！」
「……ちーびーうーさぁあああああ！！」

13.信じているの、ミラクルロマンス

「うさぎー！ちょっとあんた聞いた！？」
「ふぇ？何が？」
「まこちゃんたちがねっ！まもちゃんのマンションから、
まもちゃんとキレイな女の人が出てきたのを見たんだって！」
「ふぅ～ん」
「ちょっ！うさぎ何生返事してんのよ！
　ってか、寝転んで雑誌見るのやめなさいよ！」
「ああ、もう取らないでよーいいとこだったのに……」
「よくないわよ！それにあんたの一大事でしょ！？」
「心配しなくても大丈夫よ。
だって、あたし、まもちゃんを信じてるもん。
これが奇跡の恋だってこともね」





7.まこちゃんの先輩のイメージがわかりやせん。

8.エンディミオンって、ストレーにキザな台詞をいうイメージ。

9.　1エンセレ
　　2初期まもうさ
　　3タキムン
　　4後期まもうさ
　　エンディミオンの台詞イメージがわかない私は困ったちゃん

10.レイちゃんと美奈ちゃんはこういうことには2人で争ってそうだにゃーと。

13.……どうやらうさぎさんは、真実をまもちゃんからすでに聞いて知っていたようです。
　　（じゃないと必死こいて、確認しにいくだろうなー（笑））
　　でもSSの132話「お似合いの2人？うさぎとまもるの愛」のさおりさんが出てくる話で
　　うさぎちゃんが「あたしがまもちゃんの愛を疑うわけないじゃなーい」という
　　シーンはなんか信頼が現れていて好きです。（絵はともかく）