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原作とアニメ(Wまも付)

Wまも

原作まもと、アニメまもを書き分けてみますた。
私の中ではこんなイメージ。
原作は気高く、無駄にキラキラを散りばめたい王子様。
アニメは苦労症の大学生の兄ちゃん。
さあ!あなたはどちらがお好き?

うさぎは細かいところはちょこちょこ違っても大本の性格は
あまり変わりないので、違和感はないのですが、
まもちゃん、「地場衛」という存在は、
アニメと原作では根本的に立居地が違うなぁと改めて思います。

原作はうさぎと対等な位置づけにされていて、まさしく「プリンス」なんですよね。
特に、デッドムーン編の悪夢の力を自分で打ち破って、うさぎを奮い立たせるところは、
うさぎと同じくらい、いや、それ以上の強さを感じます。
うさぎが主なら、衛も主、
まあ攫われたりはしましたが、うさぎは衛がいるから、衛はうさぎがいるから
頑張れるんだ、というのが伝わってくるなーと思います。

対するアニメは、
うさぎが主なら、衛は副、だな、という感じなんですよね。
対等というよりは、あくまで衛はうさぎを「助ける」存在である、というか。
主として対等に接するのではなく、あくまでうさぎの「サポート的存在」という
位置づけが色濃いように思います。
まあ……サポートいうても、3回攫われてるから、寧ろサポートされてるお姫様みたいな感じですが★
よく見てみると、結構通常時には何げに活躍してるんですが、
肝心な時に倒れたり攫われたりするので、
どうしても、足ひっぱり感はあるかなぁと思います。
だけど、親しみやすさでいったら、
日常描写が多い分、アニメのまもちゃんはとっても親しみやすいなーと思うのですよ。

原作とアニメの違いもまもちゃんの違いと同じようなものだな、と思います。

原作は、12回で全てのストーリーを終わらせないといけないので、
スピーディな展開になっています。
特に戦闘中心というのもあり、前世と未来が入り乱れて非常にドラマチックです。
とにかく、現実に起こっている、というよりは、
どこか遠くの違う世界で華麗に起こっている出来事、という印象が強いと思います。

しかし、アニメは日常描写や何気ないことがよく描かれているためか、
前世も未来もあるけれど、
セレニティでも、プリンセスでもない、うさぎがいる。
エンディミオンでもプリンスでもない衛がいる、
セーラー四守護神ではない、あみ、レイ、まこと、美奈子ちゃんたち友達としている。
そういう地に足の着いた印象があるんですよね。
ちょっとのことで怒ったり泣いたり、という描写が親しみやすさを感じさせるのがとてもいいところだと思います。

原作が、四方どこでも、キラキラときらめく宝石のような話だとしたら、
アニメは、何気ない石のように見えて、輝く時は輝く、原石のようなものかなぁ、なんて思っています。

原作の気高さと、アニメの親しみやすい日常風景。
そのどちらもあるからこそ、セーラームーンという作品も、
衛という存在も、味のあるものになっていると、思うのですよ。
だから、どちらも欠けちゃあかんなぁ、なんて最近ではしみじみ思っています。しみじみ。

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